2018.4.24  続くエディブルガーデン2018の幕開け

photo by risa kazama
 今年度の幼稚園のお庭でのエディブルガーデン活動が今日からはじまりました◎去年は初の試みということでスタートするまでにいろいろと 紆余曲折ありましたが、今年は先生方はもちろん、お母さんたちも、去年一年間の活動でどれだけお庭が素敵になったか。子どもたちがどれだけこのお庭を楽しんで、そこからどれだけ彼らの心身に(見えるものも見えないものも)よいものが吸収されたかを、じゅうじゅう理解してくださっているので、非常に協力的で。すんなり!
 
 ということで、まずは、去年種が実っていた植物のコボレダネから芽がでていくものをみつけるところからスタートしました。
 
 ほらほら!みてみて!これはひまわりだよね!
(2018.4月撮影)photo by risa kazama
  この場所はそういえば去年、子どもたちが夏に咲いたひまわりのタネを集めて、穴掘って埋めていたところ(ばらまいていたともいう)。。。そうそう。ここ!ここ!このタネたちからこんなに芽がでてきたんだ。。。硬い土を破って!子どもたちに踏まれそうになりながら!よくぞ!ご無事で!ということで、 今日無事に子どもたちに踏まれなそうな安全な場所に移植しました。。。
(2017.9月撮影)photo by risa kazama 
 親たちは普段子どもたちがこの庭でどのように過ごしているかを実際に見る機会がすくないので、こうやってその痕跡から、子どもたちの活動が垣間見られるのは、至福の時なのであります◎
 
photo by risa kazama
 これは、ミズナ。花が咲いて種ができだしている。
 
 このミズナも去年、道具棚のところに「たねまきしてください。」というお葉書と種を置いておいたら、子どもたちが蒔いておいてくれたんだよね。。。
(2017.11月撮影)photo by risa kazama
 こんな小さかったミズナの芽。このミズナのタネは大切にタネを採 って、今年の秋にはまた子どもたちに蒔いてもらおう。。。
 
 これは、ゴボウ。去年子どもたちがタネ蒔きして、一部は芽が出て、一部は出なかったうちの一つかな。一年越しに芽吹いたゴボウ。。。
 
 去年の秋に蒔いたカモミールはこの通り。。。
 グリーンピースも、いくつか実がなり始めている。。。今日、支柱をたててあげました。
その奥のところは、しっかり土を柔らかくしておいたので、来月には子どもたちに種まきしてもらえます◎今年も夏のお泊まり保育の時に子どもたちが自分たちで作る夏野菜カレーの具に、このお庭で自分たちが種まきして一緒に大きくなったお野菜がたくさん使われ、美味しく食べられるといいな〜◎
 
 
 ガーデン作業では、話も弾みます。今日はご夫婦で参加してくださった方もいて、その二人が作業しながら仲睦まじく話されてい るのを微笑ましく垣間見ながらのガーデン作業は心地よかったです。
 
 子どもたちがいない間に、こっそりと親たちは、これ気づいてくれるかな。楽しんでくれるといいなあ。という祈りと共に作業をし、次回、子どもたちの活動した痕跡を見つけてはほくそ笑む。。。今年もそんなことの繰り返しがこのガーデンの時間になされることになりそうです。どんなガーデンになっていくかは、これからのお楽しみ。お楽しみ。
 
つづく
 
旧暦 弥生9 日 甘いオオムラサキの花の香りに誘われて。ちょうちょも虫たちもたくさんガーデンに遊びに来ています◎

2018.4.20  喜びと感謝の合唱が響き渡っています◎

photo by risa kazama
 新年度がはじまりばたばたと忙しい中ではありますが、束の間の時間を紡ぎ合わせるようにして、例年以上に駆け足の春を日々せっせと愛でています。「なんでこんなにきらきら輝いているの。あなたたち美しすぎるわ〜〜〜◎」そんなことをため息混じりに呟きながら。。。そして、一年越しの花たちとのお話に花が咲く。。。
 
 穀雨。恵みに溢れる季節。喜びと感謝の合唱が世界全体、宇宙全体でハモっています◎その美しいハーモニーに心が震えます◎心の奥底で響き続けるその和音が次の一歩を後押ししてくれるようです◎
 
 

旧暦 弥生5日 穀雨 澄んだ夜空からはお月様の歌声も聞こえてきました。

2018.4.4  「つよいからこそ、やさしくなれるの。だからこそ、たくましくあれ。」

photo by yuji kazama
 今回の大人のためのキセツクラシの会では「端午の節句」に寄せて、「つよさとやさしさ」についてみなさんでゆっくりと思いを深めてみたいと思っています。お父さんもお母さんもおじいちゃんもおばあちゃんもいのちのバトンを繋げてくれたたくさんのご先祖様もみんなで力を合わせて君を全力で守る。君が「もう一人で大丈夫。」という時まで。あの柏の葉のように。
 大人のためのキセツクラシの会は、暦や季節毎の行事、それに合わせたしつらいに込められたメッセージを一つ一つ丁寧に紐解きながら、今あるがままの季節をじっくり感じ、心身のリズムを自然の流れに寄り添わせ、旬の野菜や果物やお道具といった物に思いを託して、言葉をかわすことなく心の交流が楽しんでいただく会です。参加者同士が会を重ねるごとに自然と仲良くなってしまう。一人一人のそれぞれの人生を心から応援したくなってしまう。そんな会。私は、こんなひと時を世界中のみんなが共に持つことができたら、世界は平和になるに違いないと、本気で思っているのです。

 
 
旧暦 如月19日