2018.5.28 くるりんばたけのひとめぐり〜5月〜

photo by yuji kazama

くるりんばたけのひとめぐり〜5月〜 掲載しました。
http://yuttariottari.main.jp/cn11/cn24/cn30/pg187.html
よかったら是非見てください。
 
場とは、そこで息をしたたくさんのいのちの営みによって育まれ、蓄積され、風土となっていくものなのだなぁと。改めて感じます。
 
巡り巡って、今、この場所がやさしい風と土とに包まれていることに。その場がたくさんの笑顔とやさしさを生み出す土壌となってくれていることに、ただただ感謝を覚えます。
 
目には見えなくとも、たしかに、いのちは生き続けるんだって。
 

旧暦 卯月14日 月が滲み出した。梅雨が近づいているのを感じます。

2018.5.21  大人のためのキセツクラシの会「七夕」のご案内

photo by yuji kazama

 毎年七夕の季節がやってくる頃には、す〜っと全身の力が抜けてくるのを感じます。
 
遠くの遠くの星空を眺めるからか。
夏の後には秋が来るということを知ったからか。
 
今回の大人のためのキセツクラシの会では、「七夕」に寄せて、それぞれの胸のうちにある星、星座の声に耳を傾けてみたいと思います。
 
そして、各々蚕の繭で作った掬い網でそれを掬い取れたら。。。
 
 6月14日は七夕の会です。ご参加ご希望の方は、6月6日(水)までにご連絡よろしくお願いいたします。
 
 

旧暦 卯月7日 小満

2018.5.18  大人のためのキセツクラシの会「嘉祥菓子」

photo by naho kojima
 大人のためのキセツクラシの会。昨日は嘉祥菓子の会でした。
 
嘉祥菓子はお菓子が主役の会ですが、今回はあえて、団子より花。
色も形も香りも様々なお花をご用意して、皆さん思い思いに花生けをしました。
 
同じ花などひとつもない。花器も敷く板やお盆も様々。
そんななか、それぞれがそれぞれに 私は今 これ だったんです と 花や道具をもちいて ありのままの心のうちを 安心して 語れる場 それぞれのお人柄が それぞれの輝きで 輝く場
 
皆さんのおかげで この場がそういう場として 育まれていることに 胸あたたかく 感謝を覚えたひとときでした◎
photo by naho kojima
photo by noho kojima
photo by noho kojima

団子より花とはいっても、最後にはこの美味しそうな水無月をぺろりといただきましたけどね♡いえいえ食欲のためにではありませんよ。厄除けです◎
 
この素晴らしい写真たちは、参加してくださった小嶋奈穂さんが撮ってくださいました。。。あの時私たちを包んでいた やわらかくて そして眩しいほどキラキラした空気感までもうつしとってくださったようなお写真たち。。。小嶋奈穂さん本当にありがとうございます◎
 
次は6月14日(木)10:00〜11:30、七夕の会を開きます。ご興味ある方は、1週間前までを目処にinfo@yuttariottari.main.jpまでご連絡ください。みなさんとご一緒できるのを楽しみにしています◎ 
 
旧暦 卯月4日 お庭のブラックベリーが可愛いうす桃色の花を咲かせているよ◎

2018.5.15 虫博士と春の里山を歩こう◎

photo by yukiko ogawa
 5月12日、横浜市鶴見区にある古民家の建つ公園、みその公園「横溝屋敷」のお庭とその裏に広がる里山を舞台に、虫博士こと矢崎英盛さんをお迎えして「虫博士と春の里山を歩こう」を開催しました。毎回子どもたちに大好評ですっかり恒例になりつつあるこの企画ですが、今年は春の一回限りのチャンス!今回も子どもたちはもちろん、大人も(大人の方が!?)たくさん笑って、必死になって!楽しめたかなと思います。

 まずはじめは、アイスブレイクとして、竹林の小径で宝探しと、触覚や想像力を駆使しての葉っぱ探し。
 

 
 photo by yukiko ogawa
 小さな里山の頂上では、思いっきり虫取り!虫あみの扱い方も教わっていざ!自分たちの背丈よりも高い草むらに果敢に入り込んでいく様は、なんともたくましいし、美しい◎

 photo by yukiko ogawa

 photo by yukiko ogawa

そうして、だんだんと大人も普段見逃してしまいがちないのちあふれる世界へと引き込まれていく。。。子どもたちのおかげです。。。

 photo by yukiko ogawa

 今回も、こんなにたくさんの種類の生き物が緑の原っぱには息づいているの!と改めて驚かされる多様な生き物たちに出会えましたね。

 photo by yukiko ogawa

 なかには、こんな大きなオオミズアオという山繭蛾の仲間まで!

 photo by yukiko ogawa

 ご参加くださいました皆さん、ありがとうございました!またお会いできる日を楽しみにしています◎ 
 
そして、最後になりましたが、子どもたちの一瞬の表情を逃さない集中力でどきどきするようなお写真をたくさん撮ってくださった、小川裕貴子さん、たくさんの知識だけでなく、子どもよりも楽しんで虫と触れ合う姿を子どもたちに見せてくれる虫博士。本当にありがとうございます。子どもは大人たちをよく見ていますよね。こういう素敵な大人がいるんだということを、肌で感じられることだけでも、参加してくれた子どもたちには大きなギフトになっていると感じています。ありがとうございました!
 
旧暦皐月27日

2018.5.14  ぐるうりの中から、新たなビジョンが形を成すとき

photo by risa kazama

 ここ数ヶ月間、本当に忙しかった!ばたばたと。とか。がちゃがちゃと。ではなくて。ぐるんぐるんと。そして、これ以上ついていけないので、思考を一旦停止します。ピーーーーーー◎
 
 なんとか、地に足つけて、自分の呼吸で、一歩一歩進んで行きたいともがくのだけれど、
目の前にどんどんやることは積み上がっているものだから、それを一つ一つ心を亡くすとの文字通り、忙しなくこなす。心が、頭が、生活(生きることを活かすこと)についていっていないから、充実感も半減、自分でもそれがわかっているのだけれど、ひとまず前に進む。。。この感じ。

 
 結構みなさんにも覚えがあるのではないでしょうか。
 私もこの感じ、今まで何度もあるなあ。。。
 前までは今よりもっと焦って、もがいて、苦しんでいたように思うけれど。最近は、この感じが来たら。ああ。そろそろ次のビジョンが出て来る頃だな。と思えるようになりました。
 
 ブラックホールの渦の中に吸い込まれて、そろそろワープして飛び出してくるみたいな。わああ〜〜〜と叫びながらその流れに逆らうのでなく、ぐるんぐるんと回るその渦の流れに、ただただ身を任せ時を待つ。(まだ気持ちよく流される境地まではいかないのだけれど。)まあ。時が経てばどこかにたどり着くさ。と。表現としては「漂着を待つ」という言葉がいちばん近いかも(笑)どんな海辺に打ち上げられるかは、わからないけれど、どうやら、今あるところとは違って、そこはそこで面白いことが待っているらしい。という感じ。
 
 こんな時期だな。と感じたら、私が極力気をつけることは。わずかな時間でも自分の時間を作って、なにしろ。長風呂。早寝。お抹茶を立てる。それはもう儀式のように。ぐるうり。ぐるうり。。。
 
 古事記「くにのはじまり」にある。イザナギとイザナミの御子が天の浮橋に立って、ぐるうりぐるうりと、なにやら漂うものを矛でかき混ぜ。それがしだいに固まっていく様。ひいた鉾からぽたりぽたりとこい潮がしたたり落ちて、それが積み重なり陸地という形を成してくる様。そんなイメージをじんわり心の底に思いながらひたすら。ぐるうり。ぐるうり。。。そのぐるうりぐるうりの渦の中にいる。自分。そこからなにか形を成しはじめる自分。そんなイメージをじんわり心の底に思いながらひたすら。ぐるうり。ぐるうり。。。
 
 
 
 そんな儀式の合間に、時には美しい音楽に身を任せてみたり。美しい草花に触れて見とれてみたり。なにかしらの心に引っかかりを胸に残しながら、ただただ心の赴くまま。しばしときをすごす。。。
 
 そんなこんなしていると、次のビジョンが心の中で頭のなかで形を成してゆく。それが見えてくる。そして今まで積み上げてきた形を卒業して、次へ行くことができる。
 
 とっても抽象的で、つかみどころのない話でなんのこっちゃ?!という感じですが、同じように忙しくこの状況をどうにかしたいともがいている人には、もしかして何か気づきのお役に立てるのではないかなとシェアします。
 
 私はそんなこんなで、そろそろ次へ行く時のようです。なんだか、また楽しみになってきた!ぞ!
 
 まさに時が少しずつ満ち始める「小満」という言葉がとてもマトを得ている。来週は暦の上でも「小満」の季節がやってくる。こうやって自然の流れは、宇宙の流れは、一人一人の心身の流れをもかなり深く司っているのだなと。またまた感じて、安心するのです。
 
旧暦 弥生29日 明日は新月。
母の日に男子チームがこっそり準備してプレゼントしてくれた、ベル型咲きのクレマチスの蔓が大きく腕を伸ばしているよ◎
 

2018.5.7  「元気のもとってなんだろう。」

photo by yuji kazama

 キラキラ照りつけるお日様の下、めいいっぱい遊んだゴールデンウィークも終わり、今日はしっとり静かな雨模様。うっかり目を閉じたら、うとうとと眠ってしまいそう。今日ははやく寝よう。
 
 今回の大人のためのキセツクラシの会では、「嘉祥菓子」に寄せて、「元気のもと」についてみなさんとお話しつつ、元気をいっぱいチャージ!したいと思います。あなたの元気のもとはなんですか?
 
 大人のためのキセツクラシの会は、暦や季節ごとの行事、それに合わせたしつらいに込められたメッセージを一つ一つ丁寧に紐解きながら、今あるがままの季節をじっくりと感じ、心身のリズムを自然の流れに寄り添わせ、旬の野菜や果物やお道具といったものに思いを託して、言葉をかわすことなく心の交流を楽しんでいただく会です。
 
 参加者同士が会を重ねるごとに自然と仲良くなってしまう。一人一人のそれぞれの人生を心から応援したくなってしまう。そんな会。私はこんなひと時を世界中のみんなが共に持つことができたら、世界は平和になるに違いないと思っているのです。
 旧暦 弥生22日