2012.12.25 受けるより与える方が幸いである。

photo by risa kazama

 結犀と朝お風呂に入っていたら、シャンシャンシャンシャンっ♪サンタクロースのそりの鈴の音がきこえました。結犀も私もたしかにききました。そしてリビングのクリスマスツリーの下には大きな赤い袋に入ったサンタクロースからのプレゼントが。「受けるより与える方が幸いである。」-この言葉は、聖書にかかれている言葉ですが。最近ことあるごとに何度も何度もおもい。本当にそうだな〜としみじみ感じている言葉です。

 それにしても今年のクリスマスイヴほど夜空にきらめくまぶしい星たちの光りを身体いっぱいに感じた日はなかったかもしれません。お昼はお友達のお家にお招きいただいて笑顔いっぱいのあたたかな午後を過ごし、夕方からは家の近くの教会のキャロルとミサに参加させていただきました。中高6年間、毎朝昼夕方と毎日毎日歌った讃美歌。しばらく歌っていませんでしたが、クリスマスの宵、家族揃って讃美歌を歌い心静かにお祝いする教会でのクリスマスのひと時は、とてもしっくりときて、心が満たされる素敵なひと時でした。一年でもっとも昼が短く暗い夜が長くなるこの時期にクリスマスはある。あたたかい教会を後にして寒い暗い冬の夜道を家族みんなで白い息をはあはあさせながら進む家路。空からは月や星の光りがまぶしくそしてどこかあたたかく降り注いでいました。

 見上げてごらん 夜の星を 小さな星の 小さな光りが ささやかな幸せを うたってる・・・♪
ささやかな幸せ。だけど、なにものにも変えがたい、この幸せを、祈ってる。私は目の前にいる2人の小さな小さなかわいい命をぎゅっと抱きしめました。

2012年12月25日 旧暦 霜月11月13日 夕陽に照らされたポインセチアの赤が鮮やかです。

2012.12.18 お山の卒業式☆

photo by yuji kazama
 ♪ひ〜いらぎ かざろう ららららら〜ら〜らら・ら・ら〜〜♪先生と子ども達とお母さんたちとみんな輪になり歌い踊って祝うクリスマス☆先生の歌と笛の音に誘われて子ども達はうきうきとクリスマス会の会場となるお部屋に入っていきます。お部屋の中ではライヤーとグロッケンの優しく美しい音色が静かに響いていました。その中に入って私はいつの間にか溢れ出ようとする涙を押さえることができませんでした。

 なんだかあっという間なのですが、結犀が来年から幼稚園に通うことになりました。その関係で一年余りお世話になったこのたけのこの会を今日のクリスマス会を最後に卒業することになりました。普段はママと2人で(修羽がうまれてからは3人で)お散歩に出掛けるお山に週に一度、大好きな先生やお友達がたくさん集まってくる。この一年余りの間には寒い日も暑い日も雨の日も雪の日もあったけれど、そのみんなで過ごすお山にはいつもなにかきらきらと光るやわらかくあたたかいものがあったような気がします。お空の上からきらきらと、そして大地のなかからじわじわと、生命の喜びが降り注ぎ満ち溢れていたこのひと時に私はいつもたくさんの元気をいただいていました。生命って美しい。生きてるって本当に嬉しい!そのあまりの美しさと喜びに時折泣きそうになっていました。そのひと時は1、2歳の子をもつ母にとってとても貴重なものでした。

photo by yuji kazama


 もうすぐ3歳になるという節目に、たかが幼稚園かもしれないけれど、されど幼稚園。人間の根っこの部分。上からどんなに着飾っても透けて見えてくる大事な芯の部分を数年間家族と一緒に育ててくださる場をどのような場にお願いするのか、深く深く考えました。それは子育てにおいて何を大切にしたいのかをあらためて考えるよい機会にもなりました。園の方針や環境も大事。先生も大事。お友達も大事。今までこのたけのこの会を通して過ごすことのできたこの宝物のような大切なひと時、出逢った先生方やお友達に心から感謝しながら、来年からはじまる新たな場所での日々を子どもにとっても家族にとっても喜びのひと時にできるようにできる限りのことをしようと準備しているところです。

 お星様。お星様。私の中のちいさなお星様。お星様。お星様お空の上の大きなお星様。ぴか☆ぴか☆ぴかっ☆と私の中で光ってください。お空の上でぴかっ☆大地の上でもぴかっ☆そして私の中でもぴかっ☆
黄色、赤、茶色、鉄色、、、前日の雨に濡れたいろとりどりの落ち葉と土のやさしい香りに包まれて。ありがとう。さようなら。また会えますように。

2012年12月18日 旧暦 霜月11月6日 深い緑に艶めく柊の刺も今日ばかりはやさしく見えました。

2012.12.3 レモンのおかげ。

photo by risa kazama

 「れみちゃんのまま〜!あーりーがーとーー!!!」朝から結犀の絶叫が我が家のリビングにこだまします。そう。れみちゃんとは、4年前の春に植樹したレモンの木の名前。今年は、大豊作だったのです。寒くなってきて身体がビタミンを欲してきた頃に飲む手作りレモネードのおいしいこと!じゅわわわ〜んと身体にしみこむようです。結犀が早めに寝てしまって、おんぶしていた修羽も大いびきをかいて寝ていたので(笑)これは今やるしかない!と意を決して作ってみたレモンマーマレードジャムも、これがまたおいしい!!!先ほどの結犀の絶叫はそのれみちゃんレモンのマーマレードをパンにどっさりのせて食べた時の歓喜の声でした。

 作り方はいたって簡単!まずご愛用のヘチマたわしでごしごし皮を洗って半分に割ってレモン汁をぎゅうぎゅう絞り、種と薄皮を取り除いて外側の皮を薄切りにして数度水でじゃぶじゃぶ洗って、先ほどのレモン汁に戻してひたひたになるまでお水を加えて3時間程置いてからぐつぐつ煮てやわらかくなったらお砂糖を加えてさらに20分程煮て、出来上がり!

 なのですが、私はこれを作りながらなんだか泣きそうになっていました。ああ〜れみちゃん。。。あんなに細いのに。こんなにたくさん実をつけて。。。ありがとうね〜。。。ああ〜ありがとうね〜〜〜。一滴残らず大事に頂くよ〜〜〜。絞り終わった薄皮と種の部分まで愛おしくて、我が家のレモネードはこれで作ります。これでも十分いい味でるのです!おかげで家族みんなビタミンたっぷり補給できて風邪知らず!まだレモンは食べられない修羽もれみちゃんを転がしてはいはいの練習中!丈夫に育つよ〜!れみちゃん!あーりーがーとーーーう!

2012年12月3日 旧暦 神無月10月20日 くるりん畑の栗で渋皮煮も作りました。
冬ごもりのための保存食づくり!?が楽しい季節です。