2015.12.18 くるりんリース作り◎

photo by risa kazama

 今日は息子たち2人の通う幼稚園のクリスマス会でした◎先生方の熱心なご指導のもと子どもたちが一生懸命日々練習した成果が、舞台から一人一人の子どもたちの表情から溢れ出ていて、見ていて清々しい幸せなひと時でした◎こうして今年も残り十日余り。ええっ!!もうそんなにっっ!!!ええっ〜?!!大掃除!?!年賀状!??ああ〜〜〜。。。と焦る気持ちと、でも、この季節の一時一時を楽しみ尽くしたいのよね〜という気持ちが、交じり合って。。。今の所、後者が勝っていて。。。諸々やることが山積みになっておりますが 。。。

 だって。リビングのクリスマスツリーには、オーナメントが下がり。二人のサンタさんへのお手紙は出窓に掲げられ。。。テーブルの上には、ノルウェーの友達やドイツの友達から頂いた一つ一つ想い出のつまったキャンドルが置かれ。。。「あのさ。ママ〜。あのいいじかんしようよ〜。。。」という最近の二人の夕食の時のお決まり文句を聞けば、やらないわけにはいかない。子どもたちの言う『あのいいじかん』とは、部屋の電気を全て消して、テーブルのキャンドルをつけみんなで歌うあのひと時♪しっとりと静かにsilent night〜♪を歌う日もあれば、も〜ろ〜びと〜♪こぞ〜り〜て〜っ♪と元気に踊り歌う日もある♪

 それともう一つ、やっぱりこれもしなくちゃね!ということで、小雨降るの中、くるりん畑にタープを立てて、恒例のくるりんリース作りもしてきました。今年は、クリスマスっぽいリースはゆうせいが作ってくれたので、私は、お正月仕様を。ベースは、もちろん。あの甘く優しい香りのティートゥリーです◎それにカラスウリに松ぼっくり、南天の葉っぱと椿の葉っぱがついて。。。これは、クリスマスが終わったら玄関に掛けられ、我が家に歳神様をお迎えしてくれることになります。

さて、あと10日で、この山盛りの諸々が遅滞なく片付くか。。。頑張ります〜!

2015年12月18日 旧暦霜月8日 あずきに柚子。もうすぐ冬至か。。。

2015.12.7 深津高子さん講演会「人間らしさと5つの感覚」

photo by yuji kazama

 先月28日、ポカポカのお日様に恵まれながら、今春から続けてきた一連の「おあじみスプーンの会」の締めくくりとなるお話会を大倉山記念館のホールにて開きました。

 お話くださった深津高子さんは、長年モンテッソーリ園で国際モンテッソーリ教師として子ども達の成長を手助けし見守り、現在は日本各地、世界各地で「子どもの通訳」として子どもの成長する場の環境づくりや大人のあり方などのアドバイスや、モンテッソーリ教師の養成コースで通訳や翻訳を通してモンテッソーリの普及をされていらっしゃる方。おあじみスプーンの会の内容を考える際にも、細やかなアドバイスをいただき、会にもご参加いただきました。

 子どもにとって「体験」が大事というのはよく言われることですが、7月、9月、10月の3回に分けて日本、アジア、ヨーロッパのだしをとり、意識的に触ったり、匂ったり、味わったりしながら、感覚を通して世界を旅するというおあじみスプーンの会を通して私が感じたのは、子どもたちが体験して感じたことは、確かに彼、彼女らの体の一部となっているということでした。それは大事というもの以上のもののように感じられました。

 今回は、日々感覚を使ってこの世界を感じ、それを身体の一部としていく過程にある子ども達にとっての5つの感覚とそれがその人にもたらすものについて「人間らしさと5つの感覚 」という題で深津高子さんにお話いただきました。五感と自立の道筋を軸として、目から鱗!でも納得!の子どもとの関わり方や子どもと共にある暮らしのヒント。参加してくださった皆さんも本当に熱心にお話に耳を傾けられていました。

 私は、お隣でお話を聴かせていただきながら、初めて高子さんのお話を伺った10年程前のことを思い出していました。「小さな子どもたち一人一人の持つそれぞれ違った種をそれぞれに幸せな形でのびのびと育てられる環境作りは、世界の平和に繋がる。」「環境問題も、世界の平和も、目の前の一人一人(特に未来である子どもたち)の日常の一時一時から。」教育というものの範囲をある限られた狭いものとして捉えていたけれど、教育は世界の平和にまで繋がるものなのだ。その時の、ワクワク感。こんな考え方があるのだという感動は、私を揺り動かすのに十分でした。あちらからもこちらからも目にし、耳にする大きすぎる現状に、目の前の一人一人や一時一時を信じられなくなりそうな時も、その時高子さんからいただいたそのメッセージは、ずっと私を支えてくださっていたように感じます。あれから10年、その時その時の自分にできることを、目の前の一人一人と一時一時大切に紡いできた結果として、今回、一つの区切りとして、おあじみスプーンの会の一連のイベントができ、その締めくくりに高子さんにお話をしていただいて、そのお話を熱心に聞いてくださった方々が多くいらしたことが、本当に嬉しいです。

 当日ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました。ご夫婦やお子さん連れの方も多く、お腹に小さな命を宿らせてきてくださった方もいらっしゃいましたね。お子さんも靴を脱いで上がれるスペースで、折り紙したり、お絵描きしたりしながら参加してくださっていました。

 皆さんの書き残してくださった感想用紙には、お話会のご感想や、講師の先生へのご質問、今後のゆったりおったりの森の活動への要望などが紙いっぱい綴られていて、この会への満足度と今後への期待の高さを胸いっぱいに有難く頂戴いたしました。お家に帰られてから、ご夫婦でご家族でどんな会話を交わされたのかな。。。今度またそんなお話も聞かせていただけたら嬉しいです。。。そして、皆さんのご期待に少しでも添えるよう、来年もまた大切なことを一つ一つ形にしていきたいと思いますので、またホームページなど見ていただいて、またどこかでお会いできたら幸いです◎

 そして、最後になりましたが、当日設営準備や受付、そして後片付けとお手伝いくださった高垣雅子さん、本当にありがとうございました◎

2015年12月7日 旧暦神無月26日 大雪 この辺りでは今が紅葉の見頃です。紅の奥行きに魅了されます。