2017.4.23 虫博士と春の里山を歩こう◎
ゆったりおったりの森の春の恒例企画。「虫博士と春の里山を歩こう」は、素晴らしいお天気の下、今年も子どもたちのキラキラなまっすぐな瞳とそれを見守る大人たちのあたたかな眼差しに包まれて開催されました。会場の横溝屋敷では、端午の節句の鯉のぼりが飾られ壮観。
昨日の雨もあって、雨後のタケノコは。あっちこっちでニョキッ！ニョキッ！！！とたくましい勢いを見せてくれていました。どこをみても命が美しく輝いているこの季節。
今回は、自然観察の前の五感のウォーミングアップを念入りに２種類を計画していました。こちらは、 今この時この場所にあるたくさんの宝物をカゴに集めての「トレジャーバスケット」ゲームの準備風景。
もう一つは、目の見えないコウモリが音で蛾を感知して、とらえる体験を疑似体験する「コウモリと蛾」ゲームです！
そのゲームを体験した後の子どもたちはもうすっかり観察モード。視覚、嗅覚、触覚、聴覚、味覚とフル稼働で自然を丸ごと感じていました。その真剣な食い入るような私まで吸い込まれてしまいそうな眼差しは本当に神々しいまでにまっすぐでした。
自然観察をしながらの散策を楽しむ間は、せっせとみんなの見つけたとっておきの宝物をカゴに入れてくれましたね。
なんと四つ葉のクローバーは２つも！脱帽です！
初対面の子とも、自然の中ではあっという間に仲良くなり、一緒に虫を捕まえたり、その笑い声が嬉しく
私の胸に響いています。
子どもたちと一緒に参加してくださった大人自身も楽しんでくださって、その姿が子どもたちをより力強く自然に向かわせてくれるのでしょう。大人も子どもも一緒になって、普段ふとすると素通りしていた、小さな小さなでもキラキラと輝く自然の美しさ楽しさをたくさん見つけることができて、本当に幸せなひと時でした。。。ありがとう。。。
そして、この美しいひと時を写真に収めてくれた小川裕貴子さん、風間祐二さん本当にありがとうございました◎
旧暦 弥生27日 シャガをこれほどまで美しいと思ったのは初めてです。
2017.4.17 桜吹雪と春の種まき◎
舞い降る桜の花びらとともに、春の種まき祭りです。新しく畑区画を広げて、今年もますます楽しみなくるりん畑。 日に日に力強くなる陽の光と共に、植物たちの勢いも、日に日に逞しくなっています。
昨秋に種まきしたビオラやワスレナグサたちもついに花を咲かせ出しました。種から芽を出し花を咲かせた植物を見ると、本当に嬉しいな〜とつくづく思います。その可愛さのあまり、ついついその子に日が当たるように、水枯れしないようにと、念入りに根元へ草を敷いてしまいます。
麦茶にして飲もうねと植えた六条大麦はこんなに！大きくなっているし！その麦を添え木代わりにして育つスナップエンドウやサヤエンドウは、もう花まで咲かせていた。この麦とエンドウの小道一体は子どもたちに「グリーンパーク」と名付けられ、早速2人のお気に入りの通路に。もっとエンドウのツルが伸びて、ここが緑のトンネルになるのが楽しみだね〜と、もうすぐ背丈ほどにもなる緑の小道を歩く２人はなんとも楽しそう。
「草を切って、お布団をかける。」というお仕事も今ではすっかり上手になって、ダンプカーの荷台にいっぱいになった草たちは、タマネギやネギの根元のお布団に。弟のこの熱意と粘り強さは圧巻です。
お兄ちゃんはどこに行くのかな〜と見ていると、
こちらは緑の土俵作り。畑という目的とは違うけど、まあそれもいいよね。兄は、ますますクリエイティブになっています。おんなじようなことをしているように見えて、２人は本当にそれぞれです。
おやつには、10ヶ月になる子を連れて遊びに来てくれたお友達と一緒に桜の木の下で桜餅を作りました。色々なお話をしながら、あんこを丸めて、お餅で包んで、それをさらに桜の葉で包んで。。。ふっくら艶やかで優しいお味。降ってくる桜の花びらも一緒に。でもやはり、まだしょっぱい桜の葉っぱは慣れないのか？葉っぱだけ残して中身を食べる二人。
おやつの後は、畑の同志に分けてもらった大切な大切な種を、どこに蒔こうかと思いを巡らし、ほくそ笑み。。。
子どもたちも一緒にせっせと種まき。種まき。里芋、スイカ、きゅうり、ゴマ、トマト、ピーマン、マリーゴールド、カモミール。本当に芽が出てくるかな〜。。。種をまくときは、いつも、半信半疑。でも、いつも希望に満ちている。
お日様が傾いても、まだまだもう少し！あと少しと、お仕事頑張りましたね、そんな私たちを西日に照らされ赤らんだトサミズキが、
桜が、静かに、優しく、私たちを見ていました。。。
弥生21日 春の土用入り もう夏に向けて動き始めますよ。ここの展開が早いんだよね。